早いものでお盆休みも終わりましたね
休みの疲れがどばっとでなけれれば良いのですが・・
表題の件ですが、流行ってますね〜ロングブレス・・
当院に来院されている方も
ダイエット話題が多く、【ロングブレスダイエット】のキーワード
出現率がとっても高いです:笑
でも、でも、
たまーにですが、このロングブレスダイエットを行って
腰痛が悪化した。。って患者さんが来ています(といっても少ないですが)
私自身、ロングブレスダイエットのトレーナーや指導者でもありませんし
実際に、関連書籍などを読んでいませんので、そこのところをご了承いただいた上で
先にすすめますね
*私は、腹式呼吸を利用した鍛練法は基本的に良いと思っていますので基本的には推奨派です
この腰痛を悪化させた患者さんの問診と検査、施術をして痛みがなくなった結果から導きだされた事は
・腰を反らす(骨盤部と腰部の過剰伸展)
・腰を捻る(股関節ではなく、腰椎関節を回旋する)
の二つです。
もともとこの患者さん、
日常的に足を組む、車の運転もシートを倒し気味にしてからだを捩じって片腕でハンドルを握るような事が多かったそうです。また疲れがたまると腰痛といった具合だったそうです。さらには運動等はほとんどしない。。
そこで運動不足解消とダイエットを一念発起して、たまたまテレビで流れていた
ロングブレスダイエットを実行
→腰痛悪化といったパターン
つまり、慢性的にからだ(体幹)に大きな捻じれがあり、捩じったまま腰部に負担をかけた
さらにはねじれを増加させる動作を繰り返し行ったようです。
そのあたりを施術で調整した結果は、腰痛はなくなり問題はないのですが
本人さんが痛みからトラウマになり、もうロングブレスダイエットは怖くて行えないというのです。
これでは、せっかくの一念発起ももったいないし、ポイントさえ押さえれば腰痛にならずにからだを鍛えられる
よって
あるエクササイズを行ってからこのロングブレスを行ってもらう事にしました。
1.胴体捻じれ解消エクササイズ
2・腰をそらせ過ぎない(お腹のある点を意識:考えし続ける)
1番目はこの方の捻じれ方向を改善する方向に動かすエクササイズ
2番目は、これは世間的にもそうですが、「良い姿勢をしてください」と言われると腰をそらす姿勢をする方が多いのですが、腰をそらすというより、「骨盤を立てる」事を意識したほうが良いです。
良くわからない方は、一度やってほしいのですが、立った状態で良い姿勢をしていただき(腰を反っていても気にしない)そのうえで、お尻の穴(肛門)をきゅっと締めるのです。
その状態だと少し、腰の反りが少し減少して、お腹もしっかりと立ちます
この立ち方を覚えて、ここから、動作をしてみてはどうでしょうか?
この患者さんは問題なく行えているようで、実際、体重が減ったそうです。
また姿勢も良くなっているので、いいエクササイズになっているよう
なによりも、この手のテレビ発のエクササイズは、やり方よりも、効果効能を謳うので魅力的にはみえますが、実際に行う時にはご注意くださいね
(*過去にもデューク●家さんのウォーキングやビリー●長のブートキャンプなどブーム毎に、患者さんが来院されてます。。)
その人は間違った方法を試されてたんでは…?
正しく行えば非常に効果的なものですから、行う方はテレビや雑誌の紹介だけではなくしっかりと調べてから行っていただければと思います
この記事は1年前のものですが、最近では本当にメジャーになってますよね
ロングブレスやドローイングなど、呼吸をもちいたものになると肛門を締めることがきほんですからね。